フランスでクレープを食べる日 ~La Chandeleur(ラ・シャンドール)~
2月2日、日本では124年に一度の節分(例年は2月3日)で”恵方巻″を食べますが、フランスでは「クレープの日」!!
クリスマスから40日前後にあたる2月2日は、La Chandeleur(ロウソクの日)という「聖母マリアの清める」祝日です。フランスではこの日にクレープを家族や友人たちと食べる習慣があります。
キリストのシンボル「光」光は太陽からもたらせるもので太陽の形は〇。黄金に輝く丸い太陽を象徴するものとして、黄金色で輝く円盤状のクレープを食べる習わしになったのらしいです。
また、西暦490年、エルサレムからやってきた巡礼者がローマに到着した時にとても疲れて空腹で、その際に教皇ジェラス一世は彼らに小麦粉と卵でできた円盤状の食べ物を与えたと言われています。
これらのことから2月2日はクレープを焼き、光を祝うと共に豊穣を祈り、長くて暗い冬から暖かい春が来るのを願う行事になったようです。
また、クレープを焼く時のしきたり!!
左手にコインを握りながら右手でフライパンのクレープを高くひっくり返すこと!上手にひっくり返すことができれば、その年は幸運に恵まれるそうです。
今年はコロナウイルスの感染が収まりますように願いを込めてひっくり返してみましょう!!